メンズエステお仕事コラム/メンズエステ求人特集記事
メンズエステの種類は?店舗形態やサービスの違いを知ろう
日々の精神的な疲れをエステで癒したいと考えるのに性別は関係ありません。女性がアロマオイルの香りやホットタオルの温かさに癒されるように、男性もエステティシャンの手技によるリフレッシュを望んでいます。
近年は男性専用のサービスを提供するメンズエステも多く、セラピストとして活躍している女性は少なくありません。
当記事では、メンズエステと一般サロンの違いから、メンズエステの店舗形態・サービスの種類までを解説します。
目次
1.メンズエステはどんなお店?普通のサロンとの違いは?
メンズエステは、男性のお客さんに対してリラクゼーションサービスを提供するお店を指します。女性のセラピストはお客さんの足や腕、背中、首など全身の至る所をマッサージし、癒しを提供することが目的です。
メンズエステでは20代以上の幅広い年齢層の女性が働いており、中には主婦や本業を別に持つ方も少なくありません。18歳以上の女性であれば、多くのメンズエステで入店可能です。
痩身・脱毛・スキンケアなど美容サービスをメインとするメンズエステもありますが、当記事で紹介するメンズエステとは異なります。
1-1.医療行為や過激なサービスは提供しない
メンズエステでは、医業類似行為にあたるあん摩・マッサージ指圧・鍼灸などを行うことはできません。メンズエステの施術は医療行為・医業類似行為ではないため、特定の資格を取得しなくてもメンズエステで働けます。
また、メンズエステの特徴は、女性が水着などを着たり全身を使って施術したりすることです。経験のない方の中には「性的で過激なサービスを要求されるのでは」と不安になる方もいるでしょう。
性的サービスを提供する風俗店もありますが、メンズエステはあくまでリラクゼーション目的のお店です。メンズエステではお客さんが女性の体に触れることは禁止されているため、女性の脱衣や性的なサービスを提供することはありません。
2.メンズエステの種類
メンズエステの営業形態や施設形態は、「店舗型」「マンション型」「派遣型」の3種類に分けられます。それぞれ特徴やメリットが異なるため、自分の働き方に合う形態のお店を選びましょう。
ここからは、3種類のメンズエステの特徴やメリット、働く場合の注意点を紹介します。
2-1.【店舗型】スタッフが常駐している
個別のお店を構えている店舗型は、エステの施術を行う女性以外に店舗運営スタッフも常駐していることが特徴です。
店舗型のメンズエステのお店は、雑居ビルの一角に存在する傾向にあります。
店舗型のメンズエステで働くメリットは、以下のとおりです。
- ・スタッフが常駐していて、いざというときも心強い
- ・お客さんに自宅の場所を知られずに済む
- ・お客さんのもとへ移動する時間がかからない
受付を担当するスタッフなど店内に複数の人間がいるため、トラブルが発生したときも即座に助けてもらえます。また、知り合いに見られたり、お客さんに自宅がバレたりする心配もありません。移動時間を節約できる点もメリットです。
ただし、お店によっては個室ではなく、パーテーションやカーテンで仕切られたスペースで施術を行うケースもあります。メンズエステで働こうと思っている場合は事前に確認しましょう。
2-2.【マンション型】お客さんが部屋に来る
マンション型のメンズエステは、お店側があらかじめ用意したマンションの一室でお客さんを迎え、サービスを提供するタイプの店舗形態です。
マンション型のメンズエステで働くメリットは、以下のとおりです。
- ・他のスタッフを気にせず仕事に集中できる
- ・お客さんに自宅を特定される心配がない
- ・ホテルに入室する必要がない
施術中に第三者がいると恥ずかしくて仕事に集中できない方は、個室が用意されるマンション型が安心です。ホテルや自宅を使用しないため、お客さんに自宅を知られたり、ホテルへ入室するところを知り合いに見られたりする心配はありません。
しかし、お客さんと2人きりになる点には注意が必要です。トラブル時は基本的に一人で対処しなければならないため、性的なサービスを強要されたときははっきりと断りましょう。
2-3.【派遣型】お客さんのもとへ行く
派遣型は、自宅やホテルなどお客さんが指示した場所へ出張する働き方です。
派遣型のメンズエステで働くメリットは、以下のとおりです。
- ・お客さんが施術に満足しやすく、指名を得やすい
- ・他人の存在を気にする必要がない
- ・交通費やホテル代はお客さん負担となる
派遣型のメンズエステではお客さんの自宅や指定された場所に向かうため、お客さんはリラックスした状態で施術を受けることができます。サービスの満足度が高くなり、指名につながりやすいことが、派遣型のメリットです。第三者の存在を気にする必要がなく、交通費やホテル代はお客さん負担となるため、安心して施術に集中できます。
ただし、お客さんとのトラブル時は自分だけで対処する必要があります。無理なサービスを強要されてもはっきりと断る自信がない方は、スタッフが常駐している店舗型を検討してもよいでしょう。
関連記事:メンズエステは安全?危険と言われる理由や対策を紹介
3.メンズエステのサービスの種類
実際に働くお店を決めるときは、営業形態や施設形態以外にサービス内容も着目する必要があります。
メンズエステは、提供するサービス内容によって複数の種類に分けることができます。
中でも代表的なサービスは、「アロマオイルマッサージ」「タイ古式マッサージ」の2種類です。
3-1.アロマオイルマッサージ
アロマオイルマッサージは、ハーブなど自然由来の香りがついたオイルを使用する施術です。腕・足・首・背中・肩・腰などの部位だけでなく、メンズエステでは一般のマッサージ店では触れないような鼠径部などにも施術を行います。
マッサージオイルで汚れないよう、お客さんは紙パンツを履いた姿で施術を受けます。男性器に近い部分をマッサージすることもありますが、お客さんが女性に触れることは禁止されているため、安心して施術できるでしょう。
3-2.タイ古式マッサージ
タイ古式マッサージは、ヨガのようなストレッチがメインの施術方法です。お客さんの腕や足などを持ち上げたり曲げたりしてストレッチを行います。
アロマオイルマッサージのように香りで癒す施術ではありませんが、全身をストレッチすることによるリフレッシュを感じてもらえます。
関連記事:メンズエステで働くには資格が必要なの?種類から取得方法まで紹介
4.自分に合う種類のメンズエステで働く方法
メンズエステで安心して働くためには、さまざまな店舗形態やサービスの中から、自分に合う種類のメンズエステを見極めることが大切です。お店によって細かな設備内容も異なるため、複数のポイントでお店をチェックしましょう。
メンズエステのお店選びでは、以下の2点をチェックしてみてください。
- ・サービス内容
- ・お店の雰囲気
まずはお店のホームページで基本的なサービス内容と雰囲気を確認します。たとえば、女性が着用するコスチュームを確認すれば、勤務時にどのような衣装を着るのかがわかるでしょう。また、働いている女性のタイプもお店のホームページでリサーチすると、自分の持ち味を活かせるか、お客さんのニーズにマッチするかどうか判断できます。
その後、体験入店を行ってみて本入店するかどうか最終的に判断しましょう。体験入店では、実際に働きながらお店の特徴や待遇を把握することができます。
メンズエステ専用の求人サイトには「体験入店あり」の求人情報も掲載されています。メンズエステで働くにあたり、事前に体験入店してみたいという方は、メンズエステ専用の求人サイトで求人情報を検索してみましょう。
関連記事:メンズエステのオプション内容|稼ぐコツからおすすめ求人サイトまで
まとめ
メンズエステと他の男性向けサービスの大きな違いは、性的サービスが禁止されている点です。メンズエステには、店舗型・マンション型・派遣型という3種類の営業形態があります。営業形態によってはお客さんと2人きりになってサービスを提供しますが、はっきりと断っても仕事で不利になることはありません。
メンズエステの中にはコスチュームや施術内容に凝っているお店もあるため、実際に働くお店を決めるときはホームページの情報を隅々までチェックしましょう。体験入店も行うと、自分に合うお店が見つかりやすくなります。
体験入店するお店選びの際にも、メンズエステ専用の求人サイトを活用してみてください。