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メンエス用語の「寛容」とは?言葉の意味や使われるシーンを徹底解説
メンズエステ(メンエス)の口コミで「寛容」という言葉を見聞きした方もいるのではないでしょうか。また、初めてこの言葉を見聞きした際に、その意味について疑問に思った方も多くいるでしょう。
普段の生活でも「寛容」という言葉は使われますが、メンズエステ業界においては特別な意味を持つ隠語として使用されています。そのため、メンズエステで働くセラピストは、「寛容」の意味をしっかりと理解しておくことが大切です。
当記事では、「寛容」という言葉の意味や、具体的にどのようなシーンで使われるのかについて詳しく解説します。
目次
1.メンエスでの寛容とは
メンズエステ業界において「寛容」という言葉は、業界独自のスラング・隠語として使用されています。スラングとは、一般的に使われているものの、標準語ではないとみなされる口語表現のことです。
以下では、メンズエステでの「寛容」の意味や使われ方について紹介します。
1-1.メンエスでの寛容の意味
メンズエステでの「寛容」とは、主にお客様の要求やニーズに対するセラピストの対応力や柔軟性を表しています。一般的には、サービスの範囲内での対応が基本です。
しかし、「寛容」という用語は、時に性的な要求やサービス外のリクエスト(おさわり・ハグ・紙パンツ未着用・抜きサービスなど)に対する対応についても暗示することが多く、文脈によってさまざまな使い方がされています。
メンズエステはリラクゼーションを提供する場であり、性的なサービスは禁止されています。ただ、一部のお客様はルールを超えた要求をすることがあり、そのような状況においてセラピストがどの程度対応してくれるかを「寛容さ」として表現することがあります。
1-2.メンエスでの寛容の使われ方
メンズエステで「寛容」が使われているシーンは、お客様の口コミです。口コミで「寛容」が使われている例は下記の通りです。
- ●「〇〇ちゃんはとても寛容で、こちらの要望にも柔軟に対応してくれました。終始リラックス&ドキドキできたので、またぜひお願いしたいです。」
- ●「初めて利用しましたが、△△さんはとても寛容で、さすがの対応。美人で話しやすく、最高の時間を過ごせました。リピート確定です。」
- ●「少しわがままなお願いをしてしまいましたが、□□さんはとても寛容で、嫌な顔をせず笑顔で対応してくれました。セクシーだし、愛嬌もあるし、本当に癒されました。」
- ●「寛容な対応をしてくれた××ちゃんのおかげで、他の店舗とは違う特別な時間を楽しめました。また××ちゃんにお願いしたいですね。」」
- ●「セラピストの◎◎さんはとても寛容で、心も体もリフレッシュできました。とても優しかったです。なかなかこのようなセラピストには会えないですよ。」
「寛容」は口コミを書く人の意図によるため、性的な意味での寛容度が高かったのか、それとも性格が寛容的なのかを判断するのは難しいときがあります。
ただし、メンズエステでは性的な行為や、お客様がセラピストに触る行為などは一切禁止されています。そのため、口コミに「寛容」と書かれていても、性的なサービスをしているということはほとんどないと考えて問題ありません。
1-3.メンエスでの寛容の度合い
性的なサービスを行うメンズエステは、実際にはヘルス(風俗店、風俗エステ)であり、ヘルスのサービスの1つとしてリラクゼーションサービスが付帯しています。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)に則った営業許可を取得していれば、これは合法です。
しかし、メンズエステとして運営している場合は、性的なサービスは当然NGです。メンズエステ店で性的な行為をすると、摘発の対象となります。
メンズエステ店で働く上では、まずその店舗が風俗店なのか、本当にメンズエステ店なのかを見極める必要があります。実態が風俗店の場合、「寛容度が高い」と書かれていると、店舗で定められた以外の性的なサービスを行ってくれるという暗示が含まれていることがあります。
2.メンエスで寛容になるリスク
ここからは「寛容」という言葉を、お客様のサービス外の依頼に応えるという意味合いで使用します。
メンズエステでは、お客様に対して「寛容」になると良い評判が得られる可能性があるものの、基本的にはリスクが多いので避けるべきです。具体的には、以下のリスクがあります。
2-1.働いている店舗が摘発される
メンズエステでセラピストが「寛容」すぎるサービスを提供した場合(裏オプションのように性的なサービスを行うこと)、店舗が摘発されるリスクが生じます。
メンズエステは基本的にリラクゼーションやマッサージを提供する業種であり、性的サービスは法律で禁止されています。店舗が無許可で性的サービスを提供した場合、風営法に違反し、摘発される可能性があります。
摘発された場合、店舗の経営者が処罰されるだけでなく、セラピスト自身もその行為に関与していたと見なされることがあります。また、口コミや評価サイトで「寛容」という言葉が何度も記載されると、警察の目に留まりやすくなり、違法行為が疑われる原因にもなり得ます。
2-2.事情聴取・逮捕の可能性がある
メンズエステで「寛容」なサービスが行われると、セラピスト自身が事情聴取や逮捕のリスクに直面する可能性があります。
店舗が違法な性的サービスを提供していた場合、通常は経営者や店長が摘発されます。しかし、違法行為に関与していた場合や、経営者に指示されていないのにもかかわらず裏オプションを行っていた場合は、セラピストも捜査対象となることがあります。摘発時には警察が事情聴取を行い、場合によっては逮捕される可能性もゼロではありません。
仮に逮捕されなくても、長時間の取り調べや後日警察署への出頭を求められることがあり、社会的な影響は大きいでしょう。
3.メンエスで寛容さを求められたときの対処法
メンズエステで働いていると、「寛容さ」を求めるお客様に出会うことがあるかもしれません。こうしたお客様は、通常のサービスの範囲を超えた行為や特別な対応を期待し、暗黙のうちにセラピストに対して過剰なサービスを要求してくることがあります。
以下では、メンズエステで「寛容さ」を求められたときの対処法を解説します。
3-1.不適切な要求はすべて断る
お客様が期待する過度なサービスや違法な行為に応じることは、セラピスト自身だけでなく、店舗にも大きなリスクを伴います。
お客様の要求を断る際は、冷静かつ丁寧に対応しましょう。感情的な反応は避け、あくまでプロとしての態度を保ち、店舗の規則や合法の範囲内でのみサービスを提供できることを明確に伝えるのが重要です。
3-2.ルールを再確認する
基本的に、メンズエステのサービス内容は事前に説明され、そのルールに基づいてサービスを受ける必要があります。しかし、意図的に逸脱した要求をしてくるお客様もいるため、その際にはルールを再確認するのが大切です。
具体的には、「こちらのお店ではそのようなサービスは行っておりません」と冷静に伝えましょう。感情的なやり取りを避けつつ、ルールやサービスの範囲を再確認してもらうことで、トラブルを未然に防ぎ、柔軟な対応が可能です。
3-3.サービスを中断する
セラピストが不快な要求を受けた場合、そのままサービスを続けるとトラブルに発展するリスクがあります。
状況がエスカレートしないよう、施術を一時中断し、冷静な対応が必要です。自分自身の安全を守るだけでなく、店舗のルールを遵守するためにも、適切な対応が求められます。
3-4.スタッフに連絡する
セラピスト自身で対応しきれない場合や、お客様が引き下がらない場合は、すぐに店舗のスタッフや管理者に連絡し、状況を報告しましょう。
スタッフが介入することで、問題を解決しやすくなるだけでなく、セラピストが1人で問題を抱えるリスクを軽減できます。また、何か別の問題が発生した際に、適切な対応が取られていたことを示すための証拠にもなります。埒が明かない場合は、ためらわずに店舗のスタッフに連絡することが大切です。
まとめ
メンズエステ界隈で「寛容」という言葉は、セラピストがサービス外の要求に応えることや、その対応度合いを指します。
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