メンズエステお仕事コラム/メンズエステ求人特集記事
メンエスのSKRはどのようなサービス?健全店の見極め方も解説
メンズエステ(メンエス)で働こうとしている方の中には、「SKR」という言葉を見聞きし、意味について疑問に思った方もいるのではないでしょうか。SKRとは「スッキリ」の略で、メンズエステのコアなファンに使用される隠語です。心身ともにリフレッシュしたことを示すケースもあれば、抜きサービスを示す場合もあります。
当記事では、メンズエステで働くセラピストの方や、働くことを検討している女性に向けて、SKRに関する内容を詳しく紹介します。
目次
1.メンエスのSKRとは?
メンズエステ(メンエス)のSKRとは、「スッキリ」の略語で、お客さんにリフレッシュしてもらうことを意味しています。お客さんが求める「スッキリ」には、主に2つの側面があります。
・精神的・肉体的なスッキリ
メンズエステでリラクゼーションやマッサージを受けることで、身体の疲労が和らいだり、ストレス解消したりします。それらのリフレッシュ体験を形容して「スッキリ」と呼びます。メンズエステ本来のあるべきサービスを提供しているので、問題がない「スッキリ」と言えるでしょう。
・射精によるスッキリ
メンズエステで射精サービスがあると示す際に、SKRと掲示板などで書かれることがあります。男性は射精すると、スッキリした感覚になるので、SKRという言葉が使用されています。メンズエステでは抜きサービスは禁止であり、お客さんも「抜きサービスがあった」とは口コミや掲示板などで公にできません。そのため隠語としてSKRと書くことがあります。
1-1.SKRサービスとは?
SKRサービスの1つとして「ディープリンパマッサージ」が挙げられます。メンズエステにおいてディープリンパマッサージとは、鼠径部(股間)周りのマッサージを行うことです。鼠径部周りはリンパが集中している部位なので、マッサージしてもらうと深くリラックスできます。また、メンズエステのディープリンパマッサージは、セラピストが股間周りに触れるハラハラ要素も1つの魅力となっています。
ディープリンパマッサージ自体は違法ではなく、メンズエステは風俗店ではありません。そのため、手コキや抜きなどの性的なサービスは禁止されています。しかし、メンズエステの隠語として使用されるSKRは射精によるスッキリを指すケースが一般的です。もちろん、健全な意味でのSKRサービスを示す場合もありますが、入店しようとしている店舗の口コミを確認した際に、SKRの記述を見つけた場合は注意したほうがよいでしょう。
2.メンエスではSKRサービスは違法!
メンズエステでは、性的なサービスを提供することは禁止されており、射精サービスを示すSKRも当然禁止です。
風俗店は、「性風俗関連特殊営業」の届出を行った店舗しか営業できません。性風俗関連特殊営業は、店舗型性風俗と無店舗型性風俗の2種類があり、どちらも手コキやフェラチオなどの抜きサービスができます。つまり、風俗店で射精を伴うサービスをすることは合法です。風俗エステといわれる業態は、性風俗関連特殊営業の届出を行った店舗であり、エステのサービスと抜きのサービスが合わさったようなコースを提供しています。
しかし、性風俗関連特殊営業は、各地域の条例が厳しいこともあり、新規の開業は難しい傾向にあります。特に店舗型性風俗は、無店舗型性風俗よりもかなり厳しい条件が設けられています。
そのため、メンズエステ店として開業しながら、風俗エステのようなサービスを提供する違法店が存在している状態です。違法なメンズエステ店は社会問題の1つともなっており、取り締まりも多く行われている状況です。
2-1.セラピストは逮捕される?
セラピストの中には、健全なメンズエステ店で裏オプションとしてSKRサービスをした際に、逮捕のリスクがあるのか、不安に思う方もいるでしょう。
基本的には逮捕のリスクは高くはないもののゼロではありません。店側が指示していた場合は、風営法違反として経営者が逮捕される可能性が高いです。この場合、セラピストも一定のリスクがあるので注意してください。また、店側が違法なサービスに全く関与せず、セラピスト個人の判断で行っていた場合は、お客さんとセラピストが勝手に行った行為と判断されるでしょう。
逮捕に至らなくても、性的なSKRサービスをすることはお店にも迷惑をかけ、自分自身も社会的なリスクを負う恐れがあります。そのため、メンズエステ店では絶対にSKRサービスをしないようにしましょう。
3.SKRなしの健全メンエス店を見分けるには?
メンズエステで働く際、違法なSKRサービスを提供していない健全な店舗を選ぶことが非常に重要です。健全な店舗を選ぶには、給与や評判、従業員の定着率などをしっかりと確認しましょう。
以下では、健全なメンズエステの見分け方について、いくつかのポイントを解説します。
3-1.HP・公式サイトを確認する
公式サイトを確認した際に、明らかに雰囲気がおかしい店舗は注意するようにしましょう。
セクシーなセラピストが掲載されていること自体は問題ありませんが、明らかに抜きサービスを臭わせているような表記がある場合は、勤務先としては避けるべきです。合法なメンズエステは、料金プランや注意点のページに「風俗行為に該当するサービス強要や、セラピストの身体への執拗な接触行為は禁止です」といった、注意書きが記載されていることがほとんどです。
また、健全なメンズエステであれば、求人サイトにも「※風俗ではありませんので風俗行為は一切ございません」といった表記が記載されています。
3-2.セラピストのSNSを確認する
店舗によっては、セラピストがXをはじめとしたSNSを開設している場合があります。
セラピストのSNSを見て、SKRと記載されていたり、性的なサービスを行っていると匂わせたりしている場合は注意が必要です。またレアケースではありますが、セラピストのサブ垢などでSKRを店から強要されていることが、SNSで呟かれているケースがあるかもしれません。セラピストのSNSはできる範囲で、問題なさそうかを確認することをおすすめします。
3-3.面接時の対応を確認する
面接時に「性的なサービスの提供はありませんよね?」と、率直に確認することがおすすめです。この質問に対して、即答で「ありません」と答えてくれるお店は、基本的に信用して問題ないでしょう。
ただし「セラピストによるので、無理にやらなくても大丈夫」といったような内容を回答した場合は、セラピスト単位の裏オプションを黙認している可能性が高いです。裏オプションとしてSKRサービスを提供しているお店では、自分を守るためにも、働かないようにしてください。
また、面接官がメンズエステとは全く関係のない性的な質問をする場合にも、注意が必要です。
3-4.裏オプションの有無を確認する
面接時に「裏オプションはありますか?」「裏オプションがあった場合、どのように対処してますか?」と聞くのもおすすめです。
店舗として裏オプションの指示はしていなくても、店舗が裏オプションを行ったセラピストに対してどのように指導しているかが回答から分かります。真摯に対処している店舗であれば、基本的には安心してよいでしょう。
まとめ
メンズエステ業界には、表向きは健全な店舗として営業していても、実際には違法な性的サービスを提供している店舗が残念ながら存在します。こういった店舗は、警察の目を避けるために巧妙に運営されており、求人情報や広告で正直にサービス内容を記載することはありません。
したがって、違法店舗を見分けるためにはいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。例えば、相場を大きく超える高額な給料を提示している店舗や、口コミやSNSで評判が悪い店舗、もしくは非常に高評価の店舗は一定の注意が必要です。また、セラピストの定着率が低い店舗も避けるべきでしょう。