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メンズエステで隠し撮りする客の特徴と防止策|盗撮発生時の対処法も
近年、メンズエステの利用者が増える中で、残念ながら隠し撮りや盗撮といった問題が起きています。セラピストとしても、安心して施術に専念できる環境を整えることは非常に重要です。そのような中で、隠し撮りを行うお客さんには一定の特徴が見受けられます。
当記事では、隠し撮りするお客さんの特徴や、隠し撮りの防止策、万が一盗撮が発生した場合の対処法など、セラピストや店舗のスタッフが安心して施術を行える環境作りについて解説します。
目次
1.メンズエステでの隠し撮りをする客の特徴
メンズエステでは、一部のお客さんによる盗撮行為が発生することがあります。このような行為は施術を行うセラピストにとって大きな侵害であり、安心して施術を行えない環境を生み出す深刻な問題です。
盗撮行為に関わるお客さんには、いくつかの共通する特徴が見られます。以下に、代表的な特徴を挙げます。
部屋の照明を明るくしたがる
盗撮する映像をより鮮明に記録するために、部屋の照明を明るくしたいと要求することがあります。
バッグや脱いだ服の置き場にこだわる
盗撮機器を隠すために、バッグや脱いだ服の置き場にこだわりを見せることがあります。
施術場所や立ち位置にこだわる
盗撮機器を設置しやすい場所に置いて、施術者とセラピストの姿をしっかりと映像に記録するため、施術の位置の変更を要求することがあります。
メガネをずっと手に持っている
メガネ型の小型カメラを使用している可能性があります。
貴重品袋の使用を避ける
貴重品袋の中に盗撮機器を隠すことを避けたいがため、貴重品袋の使用を拒むことがあります。
挙動不審な様子がある
施術中に周囲をキョロキョロしたり、落ち着かない様子を見せたりすることがあります。
盗撮を行う男性の心理も多岐にわたります。記念として動画を残したいというコレクション目的や、AVの影響でメンズエステの施術中の状況を盗撮したいという性癖を持つ人などが多い傾向です。また、盗撮したデータを違法サイトにアップロードし、他者からの称賛を求める男性もいます。現行犯でなければ逮捕が難しく、時効も存在するため、盗撮の被害を防ぐには、日々の警戒が欠かせません。
盗撮行為は、決して許されるものではありません。被害に遭われた場合は、1人で悩まずに、周囲の人や専門機関に相談することが大切です。
2.メンズエステでの隠し撮りに使われるアイテム
加害者は、巧妙に小型カメラをさまざまなアイテムに仕込み、盗撮を行おうとします。被害防止のためにも、どのようなアイテムが盗撮に使われるのかを知っておくことが重要です。
以下のような、日常生活でよく見かける日用品に、小型カメラが仕込まれているケースが最も多いです。
- ・ボールペン
- ・消しゴム
- ・ライター
- ・帽子
- ・USBメモリ
- ・腕時計
- ・メガネ
- ・モバイルバッテリー
上記は一般的な例であり、すべての盗撮行為がこのパターンに当てはまるわけではありません。盗撮の手口は日々進化しているため、常に最新の情報を収集し、注意を払うことが大切です。
小型カメラは、指の先ほどの大きさのものから、数ミリのものまで、さまざまなサイズがあります。日用品やファッション小物に偽装されているため、見つけるのがやや困難です。
3.メンズエステでの隠し撮りされたときの対処法
メンズエステでの隠し撮り行為は犯罪であり、決して許されるものではありません。警察への通報や弁護士への相談など、適切な対処法を事前に知っておくことが重要です。
以下では、隠し撮りされたときの対処法を紹介します。
3-1.お店に連絡してもらう
セラピストが隠し撮りの被害に遭った際、まず第一に重要なのは、迅速に店舗の責任者やマネージャーに連絡することです。セラピスト自身が自分のプライバシーや権利を守るために、事実をしっかりと伝えましょう。
マネージャーは、隠し撮りが行われた正確な日時と場所、どのような状況で隠し撮りが行われたのかなどを、しっかりヒアリングすることが大切です。
3-2.証拠を押さえる
隠し撮りの被害に遭われた場合、証拠をしっかりと確保しておきましょう。警察に被害届を出す際に、証拠があれば捜査がスムーズに進みます。また、加害者に対して損害賠償を請求する場合、証拠は不可欠です。精神的な苦痛を受けたことの証明にもなりえます。
隠し撮りの様子が記録された映像や写真があれば、最も有力な証拠となります。スマートフォンのカメラなどで、証拠となる部分を撮影しておきましょう。
3-3.警察に通報または出禁処置をする
メンズエステでセラピストがお客さんから隠し撮りの被害に遭った場合、警察への通報や加害者への出禁処置は、以下の理由から重要です。
- ・警察への通報は、加害者に法的責任を問うだけでなく、他の従業員やお客さんへの同様の被害を防ぐ抑止力となります。
- ・警察が捜査を行うことで、より確実な証拠が得られます。
- ・警察や店舗が適切に対応することで、被害者の精神的な負担を軽減できます。
- ・警察への通報や出禁処置を行うことで、店舗の信頼回復にもつながります。
まずは、最寄りの警察署に出向き、被害届を提出しましょう。その上で、加害者に店舗への出入りを禁止する出禁処分を決定することが一般的です。
また、法律的な問題については、弁護士に相談することをおすすめします。
4.メンズエステでの隠し撮りに対する防止策
盗撮の具体的な手法はさまざまですが、例えば、施術の最中にお客さんが意図的にカバンの中にカメラを隠したり、普段使わないアイテムにカメラを仕込んだりすることがあります。これらの行為は、常に注意を払わなければ見逃されてしまうことが多い傾向です。
セラピストは日常的にこうした状況を意識し、怪しい行動や不自然な持ち物に気を配ることが求められます。
以下では、メンズエステでの隠し撮りに対する防止策を4つ紹介します。
4-1.貴重品袋を利用してもらう
貴重品袋は、施術を受ける際にお客さんが持ち込む貴重品や電子機器(スマートフォンやカメラなど)の保管に使用します。施術中に不正に撮影されるリスクを軽減することが目的です。
店舗に入った際、スタッフが貴重品袋の利用について説明し、施術中に持ち込むことを避けるよう促します。お客さんは施術を受ける前に、スマートフォンやカメラなどの貴重品を貴重品袋に入れ、ロッカーや指定の場所に保管します。これにより、施術中に撮影機器が近くにない状態を作り出すことが可能です。
4-2.部屋を暗くする
部屋の照明を暗くすることで、動画の鮮明度が落ちます。そのため、不正行為の抑止力が一定高まるでしょう。
ただし、近年のカメラは高性能化しており、性能が高いカメラであれば、暗い場所でも鮮明な映像を撮影できる点に注意が必要です。
4-3.バッグと服に布をかける
バッグや服の中に小型カメラが仕込まれている場合、布をかけることでカメラのレンズを覆い隠し、撮影を困難にします。
布をかける理由を簡潔に説明することで、お客さんの理解を得ることができます。例えば、「ホコリが付かないように」や「店舗のマニュアルとして決められているので」といった説明が考えられるでしょう。すべての従業員が同じように対応することで、お客さんに一貫したサービスを提供できます。
4-4.ベッドの近くに物を置かせない
施術ベッドの近くに物を置かせないことで、カメラやスマートフォンなどの撮影機器が近づかなくなります。お客さんが持参する荷物を施術エリアから遠ざけられれば、隠し撮りのための機器を使用しにくくなります。
まとめ
メンズエステにおける盗撮の問題は、非常に深刻です。最近では、日常的に使われるアイテムにカメラが仕込まれたスパイカメラが広く流通しており、大手通販サイトでも簡単に手に入れられます。
このようなリスクに対処するためには、店舗側が盗撮の手法を理解し、セラピストは常に注意を払うことが重要です。疑わしい行動や不自然な物品に敏感になり、事前に適切な対策を講じるようにしましょう。
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