メンズエステお仕事コラム/メンズエステ求人特集記事
メンズエステ店のルームの種類は?それぞれの違いや特徴を詳しく解説
メンズエステは、男性専用のリラクゼーションサービスを提供するお店です。メンズエステの営業形態やルームタイプにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や働きやすさの違いがあります。
当記事では、メンズエステのさまざまな営業形態やルームタイプのメリット・デメリット、求人を探す際のポイントを詳しく解説します。これからメンズエステ業界で働きたいと思っている方は、ぜひ当記事を参考にしてください。
目次
1.メンズエステとは?
メンズエステとは、男性向けの健全なマッサージ店のことです。在籍するセラピストは、リラクゼーションを目的とするお客様に対して、アロマオイルやパウダーを使ったマッサージを提供します。
メンズエステの営業形態は、下記の通り3種類あります。
マンション型 | マンションの一室を借りて営業するスタイルです。部屋のタイプによっては、来店から支払い、お見送りまでセラピストが1人で対応するケースもあります。お客様は、プライベート感を重視したリラックスできる空間で施術を受けることになります。 |
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店舗型 | 店舗を構えているタイプのメンズエステ店です。受付や施術用の個室、待合室があり、複数のセラピストやスタッフが出勤しています。 |
派遣型 | お客様に指定された場所に出張して、サービスを提供するスタイルです。派遣先はお客様の自宅や、ビジネスホテルが一般的です。 |
メンズエステ店は営業形態ごとに働く場所が変わるため、メリットやデメリットも異なります。それぞれの特徴を比較した上で、自分に合った働き方を選びましょう。
2.メンズエステのルームタイプ6種類を紹介
メンズエステでサービスを提供する場所は、ルームと呼ばれます。ルームの種類や特徴は、営業形態によってさまざまです。
ここでは各ルームの特徴や、働く上で覚えておきたいメリット・デメリットについて解説します。
2-1.マンション型のワンルームタイプ
ワンルームのマンションで接客するタイプです。施術できる個室が1つしかないため、お客様とは1対1のやりとりになります。マンション型は、料金の支払いもセラピストが担当します。
ワンルームタイプのメリットは、個室待機でき、同僚やスタッフと顔を合わせる機会が少ないことです。ほかのセラピストやスタッフとの人間関係に悩みたくない人に向いています。
デメリットとしてメニューにないサービスを強要されやすいリスクがありますが、安全なメンズエステ店を選ぶようにすれば心配ないでしょう。マンション型のメンズエステは近くに男性スタッフが控えている事務所を構えている場合が多く、何かあればすぐに駆け付けてもらえます。また、監視カメラを設置しているお店もあるので、求人に応募する際に安全管理について確認しておくと安心です。
2-2.マンション型のファミリータイプ
一般的にファミリー向けとされる、3LDKや4LDKなどの間取りのマンションを利用する営業形態です。
ファミリータイプの特徴は、寝室それぞれが個別の施術ルームとして使用されることです。リビング部分は事務所として活用されており、複数のセラピストやスタッフと一緒に待機します。
他のセラピストや男性スタッフがすぐ近くにいるので、安心して働けるのがファミリータイプのメリットです。また、待機中はほかのセラピストやスタッフと会話を楽しんだり、アドバイスを受けたりすることも可能です。一方で、プライベートな空間が寝室(施術ルーム)のみになるので、待機時間を1人で自由に過ごしたい方には注意が必要です。
2-3.店舗型の完全個室タイプ
事務所と個室型の施術ルームを備えた店舗を街中に構えたタイプです。施術ルームが完全な個室となっているタイプの店舗は、お客様にとって要望を伝えやすく、リラックスできる環境が整っています。
店舗型の場合は予約コースの確認や料金の受け渡しをスタッフが行ってくれるので、お金に関するトラブルの心配がなく、施術に集中したい方に向いています。また、他人の気配に邪魔されない個室で施術を行うので、お客様が「リラックスできた」「楽しい時間だった」と感じやすく、リピートを獲得しやすい点もメリットです。
ただし、ルーム数に限りがある点には注意が必要です。出勤するセラピストが多い場合、出勤数の調整で思うようにシフトを入れられない可能性があります。
2-4.店舗型のパーテーションタイプ
店舗型には、個室がないパーテーションタイプのお店もあります。パーテーションタイプは、オープンスペースをカーテンなどの仕切りで区切り、半個室状態にしている部屋で施術を行います。
店舗型なので、支払いをスタッフが行ってくれる点は完全個室タイプの店舗型メンズエステと変わりません。パーテーションタイプの場合は、仕切りがあるとは言え周りに気配が伝わりやすく、話し声が周りに聞こえることもあるので、異変があったときに素早く助けてもらえるメリットがあります。
一方で、周囲の気配が伝わる環境は、お客様の満足度に影響する可能性があります。お客様の中には、周囲の気配が気になってセラピストとのコミュニケーションや施術に集中できない方もいるかもしれません。お客様にできるだけリラックスしてもらうためには、工夫や技術が求められるでしょう。
2-5.ホテル派遣タイプ
お客様が指定したホテルに出張する営業形態です。ビジネスホテルのほか、レンタルルームに呼ばれる場合もあります。タオルなどの一般的な備品は、ホテルに備え付けられているものを使用します。
ホテル派遣タイプのメリットは、予約段階でオプションの有無が分かることです。事前にマッサージの時間配分を考えやすく、イレギュラーな対応が苦手な人に向いています。また、部屋の数に制限がないため、出勤制限がかかりにくくシフトを入れやすい点も魅力です。
ホテル派遣タイプのデメリットは、お店ごとに稼ぎやすさに差が出やすいことです。競合店の多いエリアでは、人気店や有名店は稼ぎやすい一方、集客力が低いお店は予約が思ったように入らない可能性があるので、お店選びには注意が必要です。
2-6.自宅派遣タイプ
お客様の自宅に、直接出張するタイプのメンズエステ店もあります。ホテル派遣タイプと同じく送迎があるため、電車での移動が苦手な人にも向いています。また、多くのメンズエステ店では、安全対策としてサービスを提供する前にスタッフがお客様の自宅を確認してくれるので、他のタイプのメンズエステと違って特に危ないということもありません。
自宅派遣タイプのメリットは、店舗の維持費がかからない分、バック率が高い傾向にあることです。深夜営業しているお店も多いため、コンスタントに稼ぎたい人に向いています。
一方で、昼間は利用者が少ない傾向にあり、出勤する時間帯によっては稼ぎにくくなる点はデメリットと言えます。
3.メンズエステの求人を探すときのチェック事項
メンズエステで働こうと考えている人は、求人を探すときにいくつかのポイントを押さえておくと自分に合ったお店が見つかります。
ここでは、求人探しで着目すべきポイントについて、メンズエステの形態ごとに解説します。
3-1.マンション型・店舗型の場合
マンション型のメンズエステ店で働く場合、まずはオートロックの有無を確認しましょう。メンズエステ店は事前にメールや電話で予約を受け付けるシステムのため、知らない人が侵入してくる可能性は低いものの、カメラ付きのオートロックがあるマンションなら、応対時に相手の顔や様子も確認できて、より安全です。
マンション型・店舗型の両方に共通するポイントは、備品を確認しておくことです。どのような備品が用意されているのかを確認すると、提供するサービス内容をある程度把握できます。
身バレを防ぐために少し離れたエリアで働きたい場合は、自宅近くまで送迎してもらえるか、交通費は出るのかも確認しておきましょう。
3-2.派遣型の場合
派遣型のメンズエステ店で働きたい人は、待機場所やバック率の確認が大切です。
お客様から予約が入るまで、セラピストはお店が用意した待機場所ですごします。待機場所は個室や大部屋が用意されている場合もあれば、ネカフェ待機や自宅待機、忙しいときは車での待機が必要なお店もあります。待ち時間を1人でゆっくりすごしたい人は、個室やネカフェ、自宅で待機できるお店を選びましょう。
派遣型は施術ルームの改装費や維持費がかからない分、バック率が高いお店がほとんどです。ただし、中には雑費という名目で給与が天引きされる場合もあります。稼ぎたい人は口コミを参考にしたり複数の求人を比較したりして、バック率や条件が良いお店を選ぶことが大切です。
まとめ
メンズエステにはマンション型や店舗型、派遣型など、営業形態ごとに異なる特徴があり、それに応じてどのようなルームで施術をするかが異なります。メンズエステのルームタイプは安全性や働く環境も左右するので、求人を探す際は、自分の希望に合った形態やルームタイプを見極めましょう。また、安全性やバック率、待機場所の環境などの条件をしっかり確認することも大切です。