メンズエステお仕事コラム/メンズエステ求人特集記事
メンズエステの接客・施術の流れ|身につけておきたいスキルも紹介
メンズエステは、男性がリラックスしたり、疲れを癒したりするためのサービスとして人気が高まっています。店舗ごとに異なる施術メニューや接客スタイルがありますが、どのサロンでもお客様に満足していただくためには、しっかりとした接客と技術が欠かせません。
この記事では、メンズエステにおける接客や施術の具体的な流れについて詳しく解説します。さらに、現場で活躍するために必要なマッサージ技術やコミュニケーション能力など、身につけておきたいスキルも紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次
1.メンズエステの接客・施術の流れ
メンズエステにおける接客・施術の大まかな流れは、下記の通りです。
(1)お客様をお迎えする
予約時間になったら、お客様をお迎えします。マンションでサービスを提供する場合は、玄関でお客様を待ちましょう。
(2)カウンセリングを実施する
施術する部屋にお客様を案内した後は、簡単な挨拶とカウンセリングを行います。メンズエステを快適に利用してもらうためには、ルールの共有が大切です。誓約書の説明を行い、お客様から承諾のサインをもらいます。お支払いも施術前に済ませてもらいましょう。
(3)施術の準備を行う
コース料金分のお金を受け取った後は、お客様に施術着の紙パンツを渡して、シャワー室へ案内します。お客様がシャワーを浴びている間にマットやマッサージで必要なアイテムなどを用意します。
(4)施術を行う
マットを敷いたベッドの上にお客様を案内して、施術開始です。全身を丁寧にマッサージします。オイルやパウダーなど、使用するアイテムはコースやお店によってさまざまです。
(5)施術後のシャワー・お茶出しを行う
施術後はオイルまみれになるため、お客様に再びシャワーを浴びてもらいます。お店によっては、お茶を出して施術の感想を聞く雑談タイムを設けているところがあります。
(6)お客様のお見送りを行う
お客様を出口や玄関までお見送りしたら、一連のサービスは終了です。
メンズエステは、個室や半個室つきの店舗またはマンションの1室でサービスを提供するほか、お客様の自宅やホテルに出張するタイプもあります。こまかい部分は異なるものの、全体的なサービスの流れに違いはありません。
2.メンズエステのマッサージ・施術内容
メンズエステの目的は、セラピストとの会話やマッサージでお客様に癒しを提供することです。オイルやパウダーなどのアイテムを使用して、体のさまざまな部位をマッサージします。ここでは、メンズエステの基本的なマッサージ・施術内容を解説します。
2-1.鼠径部マッサージ
鼠径部マッサージとは、足の付け根にあたる鼠径部へ行う施術です。鼠径部には、リンパ管が集まる鼠径リンパ節があります。リンパの流れに沿って重点的にマッサージすることで、リンパ液の流れを促す施術です。お店によっては、ディープリンパマッサージの名でメニューに記載されています。
マッサージするときのお客様の体勢は、仰向け・うつぶせ・四つん這いのいずれかです。お店やセラピストごとに異なります。うつぶせや四つん這いの場合は、お客様の背後から鼠径部付近をマッサージします。
鼠径部マッサージは、一般的なマッサージサロンでは対応していないことが多い、メンズエステならではのサービスです。
2-2.オイルマッサージ
オイルマッサージは、アロマオイルなどを使用して全身に行う施術です。アロマオイルのほか、お店によってはホホバオイルやオリーブオイルなど無臭タイプを使用することもあります。
オイルを使用する理由は、摩擦を抑えてマッサージの動きを滑らかにするためです。香りつきのオイルを使用する場合は、アロマによるリラックス効果も期待できます。
施術時はオイルの滑りを借りて全身をほぐしたり、リンパの流れをサポートしたりします。
オイルマッサージは、メンズエステの代表的なサービスです。多くのお店でコースに取り入れられており、ほとんどのお客様もメンズエステと言えばオイルマッサージを思い浮かべます。オイルの代わりにきめ細かいパウダーを使用する、パウダーマッサージもあります。
2-3.タイ古式マッサージ
タイ古式マッサージは、名前の通り古代のタイで誕生したとされるマッサージです。タイの伝統医学にもとづいた施術内容で、もみほぐし・ストレッチ・整体・矯正の要素が組み込まれています。
タイ古式マッサージ独自の考え方として、「セン」の存在があげられます。センとは、人体に巡っているエネルギーの通り道のことです。タイの伝統医学において、体調不良はセンの流れが滞っていることが原因と考えられています。
センの巡りをサポートするために、セラピストは手指のみならず足や全身でマッサージを行います。メンズエステで行われるタイ古式マッサージは、あくまでコースの一種にすぎず、短時間での提供が一般的です。
2-4.洗体マッサージ
洗体マッサージとは、お客様の体を洗いながらマッサージする施術です。オイルやパウダーの代わりに、ボディソープを使用します。
注意点は、いわゆる風俗店で行われている洗体とはサービス内容が異なることです。メンズエステにおける洗体マッサージは健全なサービスであり、リラクゼーションを提供することが目的です。お客様が性的サービスのお店であると誤解しないように、事前説明を徹底しましょう。
洗体マッサージもオイルやパウダーによる施術と同じく、鼠径部を含んだ全身に行います。途中で泡が消えないように、ボディソープにはローションを混ぜて泡持ちを良くしています。
3.メンズエステで働く場合に身につけておきたいスキル
健全なサービスを売りとするメンズエステは、誰でも気軽に働けることが魅力です。ただし、指名を獲得して高収入につなげるためには、仕事内容に適したスキルを身につけておく必要があります。ここでは、メンズエステで働くために身につけておきたい、3つのスキルを解説します。
3-1.マッサージ・スキル
お客様にリラクゼーションを提供するためには、基本となるマッサージ・スキルが必要です。的確なマッサージができれば、お客様が定期的に癒しを求めてリピートしてくれる可能性が高くなります。
また、マッサージ・スキルは、セラピストの負担を軽減するためにも重要な意味をもっています。男性の全身にマッサージを施すことは、セラピストにとって重労働です。手指の正しい使い方を理解しておくと、マッサージで体にかかる負担を抑えられます。
お客様からの指名を多くとりたい、1日に何件も予約を獲得したいと考えているセラピストは、自分の負担を軽減するためにもマッサージ・スキルを身につけましょう。
3-2.コミュニケーション・スキル
メンズエステでは、施術の腕よりもコミュニケーション・スキルのほうが重視されることもあります。中でも、会話スキルが特に必要とされます。
コミュニケーション・スキルを身につけるべき最大の理由は、お客様の要望を正しく理解するためです。口数の少ないお客様でもリラックスしたり、気軽に要望を伝えたりできるように、セラピストがコミュニケーションで誘導しましょう。セラピストとの会話に慣れれば、マッサージの力加減や重点的に施術してほしい部分など、具体的な要望をお客様は伝えてくれるようになります。
ほかにも、メンズエステを利用するお客様の中には、セラピストとの会話を求めて来る人もいます。興味がない話題でも、笑顔でお客様の話に耳を傾けることが大切です。高いコミュニケーション・スキルは、次回の指名予約やオプションメニューの案内など、営業トークにも役立ちます。
3-3.気配り・共感スキル
コミュニケーション・スキルにあわせて、気配り・共感スキルも身につけましょう。単純に愛想が良いのみでは、お客様に「話してもつまらない」「話を聞いてくれていない」と不信感を与えかねません。
お客様の気持ちに寄り添い、マッサージとともに癒しを提供することが、人気セラピストになるコツです。たとえばお客様がデスクワークの多さを話したとき、「本当だ。肩がガチガチですね。今日は肩を重点的にしましょうか?」と柔軟な対応をすると喜んでもらえます。
慣れないうちは、お客様の言葉を繰り返して、共感を示すことから挑戦しましょう。
まとめ
メンズエステでの接客・施術の流れは、お客様の体調や要望に合わせたカスタマイズが大切です。各種マッサージを適切に行うためには、基本的な技術はもちろんのこと、気配りや共感を持った接客も欠かせません。マッサージスキルやコミュニケーション能力を高めることで、お客様により満足していただけるサービスを提供できるようになります。
メンエスリクルートでは、全国各地のメンズエステ求人情報を多数掲載しております。未経験から始められる求人や、高収入を目指せる求人も豊富に取り揃えておりますので、メンズエステで働いてみたい方はぜひメンエスリクルートの利用をご検討ください。